No.00773

 

きょうは、はいらんび・・・

ポチ♪っとよろしく^^← 【人気ブログランキング】応援しておくんなまし m(_ _)m

あちこちに、面白い看板を設置されているようですよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

打ち合わせのため、社長に続いて部屋に入る。社員が1人、作業をしていた。
「あ、すみません。すぐ出て行きます。」
広告を作成していたようだ。広いテーブルにいくつか商品を並べていた。
カメラは、私と同じ Nikon D90。そんなところで親近感を覚えるから不思議だ。

数度に分けて出入りし、慌てて商品をかたずける社員。
私たちの打ち合わせに、その社員の業務が先送りされる。何だか申し訳ない。
それだけ私を尊重してくださる、先方の誠意にも頭が下がる思いだ。
神戸から石巻まで呼んでくださったことに応えたい。私たちは、かたずくまで世間話。

「一応、できたんですけどね。画像が暗いでしょ。撮り直させていたんですよ。」
見せてもらった広告の商品が、暗くて印象が悪い。だが、違うところが気になった。
「この商品は在庫処分ですか?なんと3割引、と書いてありますが・・・」
「ああ、それね。少し古いんですよ。65%が損益分岐点ですね。」

画像は撮影し直しているのだから、任せておけばいいだろう。
私が気になったのは、なんとの文字でありその表現だ。果たしてお得感があるのか。
その商品が3割引販売されることが特別、珍しいのならいいと思う。
少なくとも都市部に於いて、多少の割引には動じない。8割引き9割引きも目にすることがある。

広告は感性である。東京ドームの10倍なんてキャッチコピーに、人は具体性を持つだろうか。
私だったら、せいぜい2倍が限界である。それ以上なら、ただ広い、としか思わない。
なんと、と書かれて共感を覚えるものだろうか。手前味噌の域を超えないような気がする。
サラリーマン時代、広告業務も関与していた。すぐさま訂正させた社長は、流石と言えよう。

私たちは打ち合わせを終えて、車に乗り込む。牡鹿半島に向かった。交渉先だ。
今回の出張で私はたいていの行動、首からカメラをぶら下げていた。
バッグにも交換レンズを携えている。交渉相手は、私のカメラに食い付いた。
約1時間の交渉、50分はカメラの話で盛り上がる。最後の10分、交渉に成功して帰路に。

信号待ちで私は、目を引く看板を見つけた。すぐさまカメラを取り出す。
撮影対象を見て社長がくすり、と微笑。ああ、ナンダコリャ丸ね。
信号が変わり、車が動き出すと同様に社長は私に、看板の説明を始めた。
「テレビでも何度か取材に来ている、遊覧船なんですよ。」

主人が愉快なかたでダジャレの連発らしい。乗り場の周りは笑わせる文字だらけだそうだ。
どうやら牡蠣養殖の経験を持ち、湾内の水深や特性に詳しい。
中身の濃い案内をなさるようで、おもしろくなければ御代は要らない、とまで豪語。
興味があるかたは行くのもいい、と思う。

「今からUターンして、行ってもいいですよ。」
仕事で来ているのに、いろいろと観光させてくれる社長だ。交渉が成功したせいもあろう。
せっかくですが、とお断りしておいた。興味がない訳ではないのだが、仕事をしておきたい。
それ以前に、ネーミングの大袈裟な感が否めなかった。先入観は、あなどれないと思う。

 

 

クリック、お願いしま~す♪^^← 【人気ブログランキング】応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
耐性ができてしまうことも、良し悪しですね。
「びっくり」とかのキャッチコピーも、なんだその程度か、と思ってしまいます。
メールマガジンで1%引きの文字を見つけました。アホちゃうかって思います。
それを逆手に取ったのが1円オークションですね。もう釣られませんが A^^);
 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました

No.00772

 

きょうは、はいらんび・・・

ポチ♪っとよろしく^^← 【人気ブログランキング】応援しておくんなまし m(_ _)m

こんなおいしいものは、なくしちゃいけません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮城県牡鹿半島の鮎川港でいただいた食事に、牡蠣の煮物があった。
神戸在住の私もたまに作る料理であり、ポピュラーなものと言えるだろう。
海のミルク、と呼ばれグルコーゲン、必須アミノ酸すべてを含む蛋白質や
カルシウム、亜鉛などの人間に必要な栄養素を多種、含んでいるそうだ。

また健康食品のタブレットで、牡蠣エキスなるものが市場に存在することからも
身体にいいことが分かる。そして高価な価格設定の場合が多いように思う。
多少、癖のある食材なので苦手な方もいらっしゃるだろうが、
好き嫌いやわがままを言わず、摂取したい食材である。

愛媛県南部の海岸部で育った私だが、家にカキウチなる道具があった。
30cm程の木の柄に、10cmほどの鳶口みたいな金具が付いていた。
ちょうど今頃、干潮の海に出かけて岩肌の牡蠣を採る。行為を牡蠣打ち、と称した。
市販の牡蠣の、3分の1くらいしかない小さな牡蠣だったが、酢物でいただいた。

大人になり大阪に戻ってから、と言うもの小さいそれを見ることはなく
牡蠣と言えば専ら市販されているサイズだ。おいしいから、どうでもいいのだが。
マイナスドライバーでこじ開け、殻の破片が残っていないか流水で処理する。
この作業が手間で、冷たい水が辛かったりする。

白ダシを摂って料理酒をひと煮立ち、砂糖や塩、醤油で味付けしたところへ
片栗粉を軽く塗した牡蠣を入れる。独り者だし使い切れないから生生姜は買わない。
その代用品としてチューブの練り生姜を入れて、自分をごまかす。
牡蠣ご飯を炊く時は、この煮汁を使って仕掛けておく。

関西で牡蠣、と言えば広島が有名である。スーパーの陳列も裏を返せば、広島産と。
ところが広島だけではない、のも当然だ。兵庫県でも相生市、赤穂市が盛んである。
これらや隣県の岡山県の海岸で、週をずらして牡蠣祭りが催されている。
毎年、赴かれる先輩のご家族がいつも土産にくださる。いい先輩だ。

フランス料理のオードブルで生牡蠣が出てくるし、コキールなどの料理名がある。
どうやら西洋でも好まれている食材のようだ。聞けば、生食文化が輸入された、
珍しい例らしい。私は酢牡蠣が好きだ。カキフライにしても違った味わいが楽しめるし、
お好み焼きに入れると、何とも言えないご馳走になる。

先月末の2月28日、チリ大地震津波は日本の三陸海岸に大打撃を与えてしまった。
牡蠣が既に名物の市民権を得ている以上、旅館業や土産物の販売業者も一蓮托生である。
18,000km 離れた地から時速750km/h の速さで悪魔がやってきた。
石巻市内、旧北上川河口から22キロの地点まで到達が観測されている。

震源地のチリでは、マグニチュード8.5の被害をまともに受けている。
そして今、日本全体が経済不況に陥っている。泣きっ面に蜂、とはこのことか。
1月に赴いた先の牡鹿半島が今、受難。胸の締め付けられる思いである。
一日も早い復興を心より望むと共に。関係者の方々にお見舞い申し上げたい。

 

 

クリック、お願いしま~す♪^^← 【人気ブログランキング】応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
東北地方の農業は、飢饉と戦った歴史がありました。
そして三陸海岸を襲った津波は、東北地方の漁業を苦しめます。
運が悪い、と言えばそれまでなのでしょうが、何ともお気の毒です。
すぐさま20%オフで、帆立貝などを販売した関係者たちの底力には脱帽です。
 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました

No.00771

 

きょうは、はいらんび・・・

ポチ♪っとよろしく^^← 【人気ブログランキング】応援しておくんなまし m(_ _)m

鯨ってこんなにおいしいんですね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むかしむかし、とんとむかしのお話です。
カノトとカノエの夫婦にカノコという、かわいい女の子ができました。
カノエはカノトより、ひとつだけ年上です。姉さん女房ですね。
とても気の利く奥さんですが、今日はその話ではありません。

ほぼ同じ頃、スサノオにも女の子ができました。
お兄さんやお姉さんと年が離れているせいか、スサノオの尻尾にくっついて
いるような感じで甘えておりました。
でもやっぱり子供ですね。すぐに近所のカノコと仲良くなりました。

カノコとスノコは、とっても仲のいい女の子です。
家が3軒となりだったせいもあり、どこに行くのも一緒でした。
「カミサンカミサン、ナゼコワイ~!オオキナナリシテスグドナル~!」きゃはは。
いつも手をつないで、おおきな声で歌いながら歩いています。

カノコは、かわいくてみんなに愛されています。
あっちこっちから引っ張り凧でした。
それに比べて、スノコは少々太めであまり引き合いがありません。
でも2人には関係なく、いつも仲良しは変わりません。

やがて美しい娘になったカノコは、和菓子の製造卸販売をしている会社に
就職が決まりました。面接官が甘かったようです。
社内でも評判になり、職人はカノコをイメージした和菓子を作ったそうです。
栗を甘く味付けして真ん中に鎮座まします和菓子は、飛ぶように売れました。

やっと就職先が決まったスノコは木工芸の会社です。
その会社は主に、お風呂の床や押入れの下に敷く板を作っていました。
スノコは真面目な性格で、少しずつ社内にもファンができるようになりました。
2人は職場が違えど、相変わらずの仲良しです。

ある日、仕事が終わってからスノコは、レストランに向かいます。
スィーツの有名な店らしく、カノコが誘ったのでした。何やら相談事かしら。
簡単に挨拶を済ませた2人は、高額ではないコース料理を注文しました。
お目当てはスィーツですもの。料理でおなかが一杯になったら、食べられません。

異文化展示会で見初められて、イギリスに来ないかと言われたそうです。
「らるふろうれん?でもこの服ってよこしまなのね。」
「ありがとっ。スノコが反対なら行かないわ。だって私たち、永遠の親友でしょ?」
永遠の親友、という言葉にスノコは下を向きました。足手まといに思ったのです。

でもさすが親友です。カノコは、スノコの両手を握り締めました。
「そんなことないわよォ。スノコは十分に魅力的じゃないの。
 胸ビレの付け根からしか取れない貴重品なのよ。柔らかくて、霜降りみたい。
 頑張っているヤマトニさんより、ずっとずっと高級品なのよ!」

 

 

クリック、お願いしま~す♪^^← 【人気ブログランキング】応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
らるふろおれんさんが悪いって言っているんじゃないんです。
ただ、ボーダーラインを着ると太ったカラダが、ますます太って見えますでしょ?
子供の頃はポロシャツって言ってませんでした。鹿の子シャツって大人は言っていました。
それがどうしたかって?どうもしやしません。須の子の缶詰はおいしいですよ。^^
 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました

No.00770

 

きょうは、はいらんび・・・

ポチ♪っとよろしく^^← 【人気ブログランキング】応援しておくんなまし m(_ _)m

お食べになります?おいしおまっせ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつて我が国は、鯨を盛んに食する文化があった。
何らかの理由で打ち上げられた鯨の死体は、巨大な食料であっただろう。
それを口にするうちに自らが沖に出て、捕鯨する漁が起こった。
捕鯨用石器が出土しているようだ。約8,000年前のものと見られる。

そして12世紀以前の記録で、手銛による捕鯨が確認されている。
近代では大型船で出航、キャッチャーボートと呼ばれる船の舳先に設けた銛で
名人が狙いを定めて仕留める。海の男、最先端でもあった。
それは反捕鯨運動という国際的な批判により、撤退をやむなく甘受した。

昭和37年生まれの私は、子供の頃の学校給食に鯨肉のケチャップ煮を口にした。
当然ながら高価な部位ではなかろう。かすかすとした感触を、わずかに覚えている。
然しながら不味いもの、という記憶ではなく一つの通過した食文化として
過去の思い出になっている。そして、今でも入手可能なことを知っている。

価格の形成は、原材料費に留まらない。たとえばテレビがいい例であろう。
ブラウン管のテレビは新品の入手も困難だろうが、価格にして1万円以下。
同等の物が30年前に10万円である。そこに貨幣価値の要因が加算される。
これは需要に対する供給と流通経費が介在するからだ。

過去のようにキャッチャーボートに乗る漁師が、笑顔で酒が飲めた時代に戻れば
鯨肉は牛肉豚肉鶏肉のように、価格競争の渦中に参戦していただろう。
当時より流通システムの充実は、目を見張るものがあるはずだ。
諸国の圧力は、相当数の日本人に悲しい思いをさせ続けていることは間違いない。

ミンク鯨を中心にわずかな調査捕鯨が認められている。
首の皮一枚、とはよく言ったものだが、お陰をもって大和煮の缶詰を入手できた。
開缶すれば懐かしい味が待っていた。既に忘れかけていた存在である。
宮城県石巻市の水産加工業者が製造販売し、日本の文化を守ろうとしている。

何かと頼りなさを払拭できない現政権だが、国際捕鯨委員会に対して我が国の代表は
どこまで食い下がることができるのであろうか。これは宗教問題に似ているような。
一度に一頭しか出産しない鯨、とか哺乳類であるとか、他人事の食文化に
彼らは干渉し続けてきた。対象は日本だけではない。北欧でも貴重な食料なのだ。

私は無力であり、反捕鯨運動に対する知識も稚拙を否定できない。
鯨の刺身をいただき、缶詰をいただき、これが先祖の培ってきた食文化と感慨、
根絶やしにされることに、じんわり涙がこぼれかねない存在の1人だ。
平たく言えば、もっと食べたい。食べられなくなるのは悲しいのである。

鯨の後ろに鮪が見えている。高度成長で便利さを手にした代償で、食料自給率が
凄まじく落ち込んでいる日本。様々な問題を抱え、毎食後に大量の服薬が余儀ない
この国は、国際捕鯨委員会に抵抗することができるのであろうか。
それとも農水大臣の泣き言言い訳を、ニュースで知ることになるのだろうか。

 

 

クリック、お願いしま~す♪^^← 【人気ブログランキング】応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
鯨の刺身、おいしゅうございました。
鯨の皮の身、おいしゅうございました。
鯨の大和煮、おいしゅうございました。
円谷選手も草葉の陰で泣いてるぞォ~。農水大臣、頑張れェ~い!
 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました

No.00769

 

きょうは、はいらんび・・・

ポチ♪っとよろしく^^← 【人気ブログランキング】応援しておくんなまし m(_ _)m

白いのが皮の身・・・これはダメです・・・くせになります・・・家に帰られなくなります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう5年になる。
とあるできごとから、血圧が急騰した。
ある種、献血マニアの私。事前検診の、医師が記すペン先を疑った。
155って何?判で押したように127だったはず。

事情のない人間はいない。いるかも知れないが、いないような気がする。
できごとの繰り返しが人生なんだろうし、艱難辛苦のルーレット。
身に起こるできごとで、いちいちストレスを覚えていたのなら
それは人間が弱い証拠なのではないか。己を責め、片一方で身を甘やかす。

これが噂の高血圧なのか。このところ、たまに頭がぼおっとする。
長時間、パソコンの前にいると、頭の中で血管でも詰まっているんじゃないか、
と思えるような痛みを感じることが最近、多くなった。
それなら黄泉の国に連行される前に美味い物、喰らえや喰らえ。

宮城県牡鹿半島の鮎川で、鯨の刺身をご相伴にあずかった。
おそらく初めて口にする、と思う。大阪でも食べられない訳ではないが、
わざわざ食べようとは思わない。私は現地以外で、無理してまで食べない主義だ。
定食の一部だが、傍らの手塩皿には刺身醤油が入っていた。おろし生姜も付いてある。

「すんまへんな。塩、もろてかましまへん?」
「し、塩…ですか?」
程なく違う天塩皿に盛られた塩が、私のもとへ。市販の食塩ではなさそうだ。
ちょいと舐めてみる。うん、うまい。

女性に対しては一途な私だが、こと食事に対しては益荒男よろしく浮気性である。
せっかくだから刺身醤油でもいただく。すりおろされた生姜を挟んで下、ちと浸けて。
2種類の味が楽しめ、長生きはするものだ。だが私は、塩のほうを好んだ。
身体にいいのか、そんな訳がない。塩分過剰摂取、命の蝋燭またもや下からカット。

天麩羅にツユが要らない性質である。もちろん塩が美味かろう。
ステーキ肉にも、タレなどもったいない。塩を付けて食べれば、天にも昇る心地。
そうそう茹で玉子にも、塩を降る。掛け過ぎぢゃ、と何人の同席者に言われたことか。
お浄め塩で茹で玉子。浮遊霊漂着熱烈歓迎罰当たり。あれ?私って塩中毒ですかァ?

難しいことは分からないが、市販の塩をフライパンで炒ってみる。
心もち、まろやかになったような気がする。これを食材に付けていただくのだが、
それがいけない。まろやか、ということは量が増える。ニコチンが減った煙草に変えたら
喫煙数が増えた、などと言う与太話と五十歩百歩。昔の専売公社丸儲け。

塩分の摂り過ぎが寿命を縮めることは、先刻承知。お陰様をもちまして十分、生きてきた。
うまい物喰らって息絶えるなら、それも一興。ええい、矢でも鉄砲でも持って来い。
実際に持って来られたら腰を抜かすくせに、鯨の刺身に豪気なことで。内弁慶、腹円形。
お願いですさかいに、もう少し食べさせとおくんなはれ。ええ、塩もつけて。

 

 

クリック、お願いしま~す♪^^← 【人気ブログランキング】応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
本日で769日目の連続投稿になります。別に数字のキリが良い訳でもなく、ただそれだけのこと。
よくぞお付き合いくださり、感謝いたします。フィクションを書いてきたのですが
ノン・フィクションではないかとお声を賜り、書くほうとしては光栄に存知ます。
今日もフィクションかどうか、ご想像にお任せいたしまして、と。ああ、うまかった。
 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました

No.00768

 

きょうは、はいらんび・・・

ポチ♪っとよろしく^^← 【人気ブログランキング】応援しておくんなまし m(_ _)m

行く金があったら不自由しませんっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒流と暖流がぶつかり合い、世界三大漁場とも言われている海域。
牡鹿半島は宮城県北部、太平洋側に突き出ている。金華山という島は、その先にある。
鮎川港までは、仙台から車で2時間ほど。1時間半かかるが、石巻からバスも出ている。
島へは定期運行便を用いる。鮎川港から約20分の航行だ。

島全体が黄金山神社の神域となっている金華山。
恐山、出羽三山と並んで「奥州三霊場」に数えられている。
金が産出した鉱山であり、海を守る神を崇めている神社でもあるようだ。
島には多数の鹿が、神の使いとして保護されて生息している。

「三年続けてお参りすれば、一生お金に困ることはない」という言い伝えがあり、
そのために訪れる参拝客も少なくないらしい。
神仏への信仰心の薄い、罰当たりな私はこの辺りに疑問を抱く。
信仰心を否定するつもりはない。憲法でも保障されているとおり、信仰は自由なのだ。

11月に京都へ行った時、清水寺への不満をタクシードライバーから耳にした。
個人的な感情論や利害関係が介在した場合は別として、不満はひとつの意見である。
彼が言うところによると、京都来訪者の恐らく半数は清水寺に参詣するだろう。
それは優れた営業力によるものであり、ご利益ではないらしい。

日本での仏教は、いくつもの宗派に別かれている。
曹洞宗、臨済宗、真言宗、天台宗、浄土宗、浄土真宗、日蓮宗など、ざっと挙げてみた。
それなりに得心させられるものがあるのだが、清水寺の宗派は何なのだろう。
様々な御題目があちらこちらに書かれているため、何だか混乱してくるのである。

大阪府北部には勝尾寺という宗教施設がある。私も何度か参詣させていただいた。
元日の参詣者は凄まじい数であり、駐車場に入るのも一苦労。出たら財布が空っぽに。
やっと中に入ると至る所に賽銭箱があり、いろんな宗派の設備が用意されている。
なかでも興味を持ったのは、簡易版四国八十八箇所巡りの設備である。

今でもあるのか知らないが、片足ずつ踏めば四国八十八箇所を参ったことになるらしい。
実際に四国八十八箇所を巡れば、かなりの財力と体力を要するだろう。
御利益とは、そこへ赴くだけで十分に授かるような気がする。健康増進のためのみならず、
途中の景色や食事は楽しいはずであり、思い出という知的財産まで授かるのだ。

花は美しい。だが邪心が働けば気付かぬうちに踏み躙る。いただく食事に、手を合わす余裕が
ない者に御利益など、とんでもない。御利益は、参詣者の心に生まれるものではなかろうか。
森羅万象に感謝を忘れなければ、自ずと幸せな気分になれる。神仏は媒体に過ぎないのだ。
多少高額であっても、そこに売られているからこそ購入できる。感謝、感謝。

金華山まで参詣するのは並大抵ではなかろう。わざわざ参詣する気持ちが、既に御利益なのだ。
せっかく来たのだから、土産物を物色。いい物を見つけた。同様の市販品より高いかも。
「おっさん。2つ買うさかいに100円、負けてんか?」
そう言いかけてやめた。心の暖流と寒流がぶつかっている。六根清浄、六根清浄。

 

 

クリック、お願いしま~す♪^^← 【人気ブログランキング】応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
牡鹿半島では、多数の方にお世話になりました。感謝の念に絶えません。
さて2月28日の地震津波が、全国有数の出荷量を誇る宮城県内の養殖漁場を直撃しました。
牡鹿半島以外でも三陸海岸に於いて、かなりの被害が出てしまったようです。
関係者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました

No.00767

 

きょうは、はいらんび・・・

ポチ♪っとよろしく^^← 【人気ブログランキング】応援しておくんなまし m(_ _)m

しかはどォして~かなしくなる~とォ~うみィを~みつめに~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「才三、今日の見込みはどうだ。」
「御前、天気晴朗なれど波高し。広告の存亡も危ぶまれております。」
「うむ。人間界では不況であるからな。」
「何か手を打ちませんと、我ら鹿賀家も飢え死にでございます。」

秀でた視力で港を見る才三。黄金山神社の階段からは、港が見渡せた。
よき時代では、大勢の参拝客や観光客が訪れたものである。
彼らが購入する、自動販売機の清涼飲料水までもが収益の対象なのだ。
そして鹿に与える煎餅のお陰で、御庭番を勤める鹿賀家の食事も賄われた。

「あかねっ!しっかりしろ、あかね。あかねェ~。」
若いメス鹿が倒れた。やつれ果てたあかねは、間違いなく餓死であった。
悲しき習性、人間の売っている段階で鹿煎餅を襲わない。
あくまでも購入後の客が差し出すものしか、口にしないのである。

「長老!おいら、もう我慢がなんねえだ。このままだと総倒れになるだよ。」
「そうだ、そうだ。太助の言うとおりだ。飢え死には、ごめんだ。」
「長老、覚悟を決めておくんなせい。でなければ、俺たち・・・」
「お覚悟を。長老ォ!」

「おまえたちの気持ちは、よくわかる。あかねには、可哀想なことをしてしまった。
 だが軽挙妄動に走ることは許さぬ。御前様と策を練っているところぢゃ。
 それより才三を見習うがよい。食べられる草を見分けて、食いつないでおる。
 本来、わしらは鹿煎餅に頼らずとも、生きていけたはずぢゃ。どうぢゃな?」

言われてみれば、その通りである。人間の鹿煎餅も、才三は若い鹿に譲っていた。
長老の孫兵衛と才三が、御前様のもとに足を運ぶ。次なる策を練るためだ。
前回は人間たちを焚き付けて、広告を打たせた。しかし人間は広告に馴れてしまった。
自分たちの経済が冷え切っている以上、もはや言葉では動かなくなっている。

「おい、長老と才三さんはまだ戻らぬぞ。俺たちのために、真剣なんだな。」
策を練る、会議のようなものは夜を徹して行われた。様々な案が出されていく。
岐阜県の金華山と業務提携を行う案、距離があるため費用対効果を望めないだろう。
金華山遊園地や水族館の設備投資はどうか。箱物行政が疑問視されている。

イルカや鯨が船に化けたらどうだろう。空から金華山参りのお札を降らし、
持参者は無料で島へ渡すのだ。必然と島に金を落としていく。自販機売上でもいい。
化ける時間の長さに、無理があることが分かった。名案と思ったのだが。
「御前様。妙案がなかなか、出て参りませぬなァ。」

夜が白々と明け始めた頃、御前は腹鼓をぽおんと打った。仕方ない。こうしよう。
気は進まぬが、と切り出した案に、孫兵衛と才三がふんふんと聞き入っている。
御前は仲間の狸を総動員させ、人間を化かす。いやなに、他所では昔からやっている。
壮大な計画は着々と進み、若い狸たちも寝食を忘れて練習に励んだ。その計画とは… 

 

 

クリック、お願いしま~す♪^^← 【人気ブログランキング】応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
進捗状況が仲間内からメールで届いております。我ら単身赴任組も着々と行動を進めております。
宮城県内だけでなく、こうして全国で計画は実行されているのでした。
この計画が実現された後のことを考えると、夜も眠れません。
人間界の驚いた顔が目に浮かぶようです。いやァ、これは凄いぞ~!
 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました

リンク
BOOKMARK ↓
↓ クリックをお願い!^^


今日は、何位かな?


今日は、どのあたりかな?

にほんブログ村


プレゼント企画
毎月15日実施!

神戸スイーツご褒美セット♪

≪応募要領≫PRESENT EVENT

過去当選者CONGRATULATIONS

2010 年 3 月
« 2 月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
スポンサードリンク
ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ