ス ポンサードリンク


Archive for 12月, 2009

No.00704

ポチ♪っとよろしく^^
← 【人気ブログランキング】
応援しておくんなまし m(_ _)m

やあやあやあ、ここで会ったが100年目~、100円返せ~!…やだ!!

 

 

ニコライの鐘がなる・・・失礼、原稿を間違えました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「新たな年を迎える瞬間を、厳かに過ごそうとする方々が続々と階段を昇ります。
 それぞれの胸に何を願って、この階段を昇っていくのでしょうか。くわ~ん。
 決して緩やかではない階段は、人生に似ているのかも知れません。
 一段一段と踏みしめていく方々だけでなく、数段を飛び越えて昇る姿もあります。」

さっきまで喧しい、もとい賑やかな音声と画面を提供していた国営放送局だが
23:45には突如、荘厳な静寂を映し出す。後ろには鐘の音が響いていた。
テロップが白抜きで現れる。ゆく年くる年。それは永年続けられた、究極の宗教番組だ。
東京、上野の寛永寺を映し、やがて全国へリレー中継が行われる。

リレーは中継先を京都市に切り替えた。大阪放送局では雰囲気のあるナレーションで
定評のアナウンサーが予定されていた。それがまさかの新型インフルエンザ発覚。
前日のことであった。息子が中学校で感染、父も発熱した。当日は他にも罹患者が発生。
局内は騒然となる。アナウンサーがいないのだ。仕方がない、おまえやれ。

住吉摩耶は今年入ったばかりの新人アナである。会議では深夜の放送枠に女性など、
如何なものかとの意見も出たが、他にいないのだから仕方がない。
予定だった田宮輝アナがマスクをしたまま、注意事項を告げる。
「ええか?おまえは神戸の人間や。絶対に神戸の言葉を出すなよ。」

降って湧いた好機、顔を売ることができる。目が大きく魅力的なフェイス、全国に流れるぞ。
紺のスラックススーツで赴き、好感の持てるイメージ作りを心掛けた。
「よろしくお願いしまァす。」スタッフたちも脂下がっている場合ではない。真剣なのだ。
業者も含めて、乾いた会釈が返ってくる。さて、緊張の発声で幕を開けた。

「2009年も残すところ、わずかになりました。ここ京都、知恩院では敬虔な方々の
 参拝に大鐘楼が答えております。今、聞こえて来ました鐘は、えっと。か、寛永時代に
 鋳造されたもので370年ほどの歴史があります。厳かな響きは、後退した景気を
 明るいものに変えてくれるでしょうか。まもなく、住職でいらっしゃいます、あの…」

京都の知恩院は境内も広く、撮影に適している。歴史のある梵鐘は重要文化財に指定され、
日本有数の大鐘であるため、絵になるのである。例年、同番組ではロケ地になっていた。
途中、幅に余裕のある石段があるのだが、参拝客の数が半端ではない。
中にはテレビに映るかも、と眠い目をこすりながら親に連れられた子供もいることだろう。

寒空の京都で、人々が次々と訪れる。その殆どは無口のうちに歩いていた。
「これ、ダイスケェ~。手ェ離したらアカンえ~。」
走る子供が住吉摩耶アナの背中に当たる。よろめいた住吉アナが、参拝客にぶつかった。
怪訝そうな顔を見せる中年女性。引きつった笑顔で詫びるが、すべて放映された。

「え?住職、こおへんのですか?どこ、行っとお?え、オンエア?」
本部では騒然である。何だ、このアナウンサーは。切り替えろ。何、長崎はまだだと?
タイムキーパーの言うことは無視だ。ええい、先に秋田だ。秋田は行けるな?よし、切り替えろ。
強引に、次のロケ地へ切り替える。スィッチング直前に、住吉アナが大きなくしゃみをした。

 

 

ポチ♪っとよろしく^^
← 【人気ブログランキング】
応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
えっと、紅白も見なければ同番組も見ません。子供の頃に見たような程度です。
実際はどんなのだろう。こういうハプニングの方がおもしろいような。
はい、そういう無責任な男です。人生、面白半分。笑って生きましょうよ。
だってまともに考えてちゃ、嫌なことばかりでしょ?今年もお世話になりました。良いお年を。

 

 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました





No.00703

ポチ♪っとよろしく^^
← 【人気ブログランキング】
応援しておくんなまし m(_ _)m

やあやあやあ、ここで会ったが100年目~、100円返せ~!…やだ!!

 

 

 

まあ、いろんな方が宿泊していらっしゃるはずですなァ・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とうとう、10万円になったな。」
通帳を閉じて老眼鏡を外し、戸塚良平は窓の外を見る。
乾いた風が枯葉を宙に巻き込んだかと思ったら、そこに捨てて遠くへ行ってしまった。
夫の傍らに、淹れた茶を置く妻の律子。夫のつぶやきが聞こえるほど店は静かである。

「年明けの支払いも無理ですね。10、11日と休みだから12日になるのかしら。」
「どちらにしても同じことさ。君には迷惑をかけたね。」
「何を言うの。あなたがなさらなくっても、私がしておりましたわ。」
「今頃、どこにいるのやら。」

店舗を改装するから保証人になってもらえないか、と印鑑を押したのが去年の今頃。
このニュータウンができて、最初の頃に開店したお隣の川口さんは先輩格。
半年後の戸塚夫妻にとっては、いろいろと親切にしていただいた家族のような存在。
経済構造の変遷は否めないが、隣はそれなりに来客があったようなのだが。

新年を待たずして隣は消えた。戸塚夫妻には子供がいなかったが、川口家の子供たちは
すでに遠くで生活していた。今となっては2人の御子息の、連絡先を聞いておくんだった。
すべて後の祭りである。保証人と連帯保証人の違いも、事が起きて理解したくらいだ。
定期預金を崩し保険を解約。思いつくことは、すべて行動に移した。

駅前のスーパーに、馴染みのクリーニング客まで取られて、売上は激減する。
ローンを完済したはずの店舗付住宅も、とうに名義を譲渡し賃料を支払って住んでいる。
60歳を過ぎたばかりの戸塚夫妻は、心身ともに疲弊していた。
実直な夫妻は結局、リフォーム資金融資以外にも川口家に連帯保証していたのである。

「あなた、そのお金で京都に行きません?」
驚いて顔を上げた。逃げることを思いつく妻より、同じように最期を考えていたことに
気が付いたのである。妻も死を覚悟している。それならば、最期くらいは。
翌朝、年末年始の休暇をシャッターに貼る。金券ショップで片道の新幹線切符を買おう。

「あなた、フード付きのオーバーコートにしましょうよ。」
「そ、そうだな。お賽銭が入るかも知れないぞ。頭、いいな。」
もう罪悪感などなかった。夫妻は精算を求められるまで、延泊することにした。
「覚えてます?あなた、金閣寺で転んだの。あの頃は若かったわ。」

「そして今、金に転んだってか?わはははは。」
他愛もないジョークが飛び出すほど、開放感を手に入れた2人。35年ぶりの京都。
底冷えのする京都の冬。所持金は、すぐに底をついた。鴨川の河原で寒そうに身を寄せる。
いよいよだなあ、などとつぶやく声を傍に座る男が聞いた。浦和幸雄、31歳。

「あのォ、失礼ですが…」浦和は不良学生として親を悲しませた過去を持つ。
事業に成功し、親孝行の矢先に事故で両親を失って途方にくれていた。
そんなことをしていただいたら申し訳ない、と言う夫妻に私の方から、と浦和が頼み込む。
見合わせた夫妻の目に涙。とりあえず、戻ろうか。浦和も宿泊は、同じホテルだった。

 

 

ポチ♪っとよろしく^^
← 【人気ブログランキング】
応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
人間すべて価値観が違います。お金で生きることを諦める方は少なくないのかも知れませんが、
一方でお金に不自由しないけれど、別なことで生き甲斐をなくしている方も居ます。
そんな方々が会所に集まり、互いの条件を提示し合うシステムは如何でしょう。
だって鴨川の河原は寒いじゃありませんか。もちろん私は、その斡旋手数料で…えへへ…

 

 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました





No.00702

ポチ♪っとよろしく^^
← 【人気ブログランキング】
応援しておくんなまし m(_ _)m

やあやあやあ、ここで会ったが100年目~、100円返せ~!…やだ!!

 

 

 

ちっともおいしくないのに、また来てしまった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

看る板、と書いてカンバンと読む。
不特定多数を対象にした告知であり、広告宣伝を目的とすることが多い。
非営利な告知を目的とする物も、同様に看板と呼ぶことがある。
英語ではサイン、と言い広義な表現で用いられるようだ。

とすれば告知することが目的で、目立つことが要件になろう。
目立たなければ、看板としての存在価値を否定される。
それは物理的犠牲が発生するから、に他ならない。
許容範囲の中で、如何に効率よく訴求するか。看板のロマンとは仕事効率なのだ。

交通違反で検挙され、道路標識を見落としたとして起訴された事件があった。
被告人は道路標識などなかった、と主張する。後日の現場検証では
確かに標識が取り付けられていた。結果は有罪となったが、そこに欺瞞が存在。
生い茂った街路樹を警察側で、現場検証直前に枝の伐採が行われていたのである。

命がある限り、木々は成長する。枝葉が交通標識を覆い隠してしまっていることなど
目にすることがあるが、専門の街路樹監視員がいる訳でもなかろう。
結果的に土地勘のないドライバーは、標識が見えずに交通違反を犯してしまう。
証拠隠蔽を行った警察側の事実を、稀ではあるが耳にしてしまう。

日本の交通案内は分かりにくい、と聞く。海外の標識を私は知らない。
しかし設置担当者の自己満足を逸脱できない道路標識が、随所に見られるのは残念だ。
道路標識に惑わされて、道を間違えてしまったことなど枚挙に暇がない。
高額の税が用いられる標識である。効果的に設置されることを望む。

自動車を運転していて、目的の店が見つからないことがある。
高速度で巡航する流れで、停まることもおぼつかず、随分と走行して停まることがある。
地図を見ればはるかに通過。はて、看板はなかったような。力量不足ではないか。
相手に存在を知らしめてこそ、看板の存在価値があるのだから。

看板の大きさは、相対性が要求される。高速度で巡航する者を対象に告知するのなら
それ相応の大きさやデザインが必要になる。歩行者が対象なら、小さくて済む。
また看板設置場所が遠ければ大きさが必要だ。視野への投影サイズが論点である。
看板の告知対象が、著名なものであればどうだろう。思い出させる効果が期待できる。

すっかり文化となったマクドナルドであるが、黄色と赤を用いたデザインが一般的。
しかし京都市街では条例により、色を変えてある。明るめの茶色に白文字だ。
これのどこが目立つのであろう。ところで、マクドナルドのハンバーガーがおいしいのか。
そして決して安くもない。高い金を払って、あんなものを食べているのである。

大して目立たない看板を見つけて入る京都の人間。特別な嗅覚でも備わっているのやも。
恋人同士が楽しい会話を続けて歩いていると、つい通過してしまうような看板である。
それでも京都の若者は、見逃さずに入店していくのだ。中は大繁盛である。
いかん。連呼しているうちに、マクドナルドへ行きたくなってしまった。ふん、あんな物。

 

 

ポチ♪っとよろしく^^
← 【人気ブログランキング】
応援してたもれ (^o^)b 

あとがき
京都に於いて、あらゆる看板が地味に製作させています。景観を損ねるから、だそうです。
漫画家、楳図かずお氏の住宅建設には、多数の住民が反対運動を起こしました。
事の善悪ではなく、社会性なのでしょう。郷に入っては郷に従え、です。
いくら目立っても、ちらつくWEB広告などはすぐ閉じてしまいます。だって、もうこんな年ですから。

 

 

 最後まで、お読みいただきありがとうございました





リンク
BOOKMARK ↓
↓ クリックをお願い!^^


今日は、何位かな?


プレゼント企画
2009年12月
« 11月   1月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ


スポンサードリンク
お勧めの1冊!