Posts Tagged ‘カノコ’
No.00771
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むかしむかし、とんとむかしのお話です。
カノトとカノエの夫婦にカノコという、かわいい女の子ができました。
カノエはカノトより、ひとつだけ年上です。姉さん女房ですね。
とても気の利く奥さんですが、今日はその話ではありません。
ほぼ同じ頃、スサノオにも女の子ができました。
お兄さんやお姉さんと年が離れているせいか、スサノオの尻尾にくっついて
いるような感じで甘えておりました。
でもやっぱり子供ですね。すぐに近所のカノコと仲良くなりました。
カノコとスノコは、とっても仲のいい女の子です。
家が3軒となりだったせいもあり、どこに行くのも一緒でした。
「カミサンカミサン、ナゼコワイ~!オオキナナリシテスグドナル~!」きゃはは。
いつも手をつないで、おおきな声で歌いながら歩いています。
カノコは、かわいくてみんなに愛されています。
あっちこっちから引っ張り凧でした。
それに比べて、スノコは少々太めであまり引き合いがありません。
でも2人には関係なく、いつも仲良しは変わりません。
やがて美しい娘になったカノコは、和菓子の製造卸販売をしている会社に
就職が決まりました。面接官が甘かったようです。
社内でも評判になり、職人はカノコをイメージした和菓子を作ったそうです。
栗を甘く味付けして真ん中に鎮座まします和菓子は、飛ぶように売れました。
やっと就職先が決まったスノコは木工芸の会社です。
その会社は主に、お風呂の床や押入れの下に敷く板を作っていました。
スノコは真面目な性格で、少しずつ社内にもファンができるようになりました。
2人は職場が違えど、相変わらずの仲良しです。
ある日、仕事が終わってからスノコは、レストランに向かいます。
スィーツの有名な店らしく、カノコが誘ったのでした。何やら相談事かしら。
簡単に挨拶を済ませた2人は、高額ではないコース料理を注文しました。
お目当てはスィーツですもの。料理でおなかが一杯になったら、食べられません。
異文化展示会で見初められて、イギリスに来ないかと言われたそうです。
「らるふろうれん?でもこの服ってよこしまなのね。」
「ありがとっ。スノコが反対なら行かないわ。だって私たち、永遠の親友でしょ?」
永遠の親友、という言葉にスノコは下を向きました。足手まといに思ったのです。
でもさすが親友です。カノコは、スノコの両手を握り締めました。
「そんなことないわよォ。スノコは十分に魅力的じゃないの。
胸ビレの付け根からしか取れない貴重品なのよ。柔らかくて、霜降りみたい。
頑張っているヤマトニさんより、ずっとずっと高級品なのよ!」
あとがき
らるふろおれんさんが悪いって言っているんじゃないんです。
ただ、ボーダーラインを着ると太ったカラダが、ますます太って見えますでしょ?
子供の頃はポロシャツって言ってませんでした。鹿の子シャツって大人は言っていました。
それがどうしたかって?どうもしやしません。須の子の缶詰はおいしいですよ。^^
最後まで、お読みいただきありがとうございました



